中古住宅の見るべきポイントはどこ?

緑色のドア

見た目に惑わされないこと

近年の不景気社会の中で中古住宅というのはどんどん増えています。
新築として購入しても維持していくことが大変なため、中古住宅として販売する物件やリロケーション物件として貸し出す物件などが増えています。
中古物件を購入する際に見るべきポイントというのは様々な部分がありますが、とにかく見た目には惑わされないことが大切です。

リロケーション物件の場合には賃貸契約になるため、さほど心配する必要はありませんが、中古住宅を購入するといった場合には見た目のみを良くして、すぐにでも販売できるような状態にしていることが多いので頭に入れておきましょう。
特に注意すべきポイントは水回りとなりますが、キッチンやお風呂場の入り口など実際に自分の足で踏んでみて、軋みや歪み凹みなどはないかどうかを確認してください。

万が一こうした症状があれば内側の木が痛んでいたりする可能性が考えられます。
また壁紙に関しても、部屋の隅々までしっかりとチェックして隙間が開いていないかどうか、綺麗な状態に貼り付けられているかどうかをチェックしましょう。
見た目がきれいな中古住宅の場合には、細かな部分のチェックを忘れてしまいがちですが、上記した以外にもお手洗いの環境などを確認することも大切です。
窓が付いているかどうか、また窓がなければ換気扇が付いているかどうかは衛生的な部分で重要ですので必ずチェックしましょう。

水の出や日当たりもチェック

中古住宅を施設に行った際に実際にお手洗いの水を流したり、キッチンの水を流したりしながらどれだけの信用があるかを確認することも大切です。
余りにも古い物件の場合には、見た目がどんなに綺麗になっていても水量が少なく、何かと不便さを感じてしまうこともあります。
もちろん日当たりに関してもしっかりとチェックしなければなりませんが、単純に日当たりが良いだけではなく物件そのものにどれだけの窓が設置されているのかも重要です。

あまりにもたくさんの窓が付いていると日当たりが良く嬉しくなってしまうものですが、西日を考えた場合には西日が射し込んでしまい常にまぶしい生活を強いられてしまうことや、部屋の中に置いているインテリアなどはすぐに色あせてしまうことも考えられるので、こうした部分は一つの懸念として覚えておいた方が良いです。
また、見た目にはわからないものですが、屋根などに関してもどのくらい前回の施行から年月が経過しているのかを必ず業者に確認しましょう。

15年から20年程度経過しているようであればすぐに屋根の張替えをしなければならないので、必要以上に出費がかさんでしまうことになります。
その他、コンセントの配置等に関しても十分な時間をかけながらチェックしましょう。