友達と暮らす場合はどんな部屋がいいだろう?

マンションの玄関ドア

予算をしっかり考える

近年では一人暮らしの予算を少しでも抑えるためにルームシェアをする方々が増えています。
友達と暮らす際に向いている家探しというのは、まず予算が最も重要なポイントになってくるでしょう。
一人暮らしをする場合には当然ながら家賃の全てを自分が支払うことになりますが、友達と一緒に生活していくことになると、家賃は折半というケースがほとんどです。

しかしどちらか一方が多く家賃を支払うなどということになれば不公平さが出てしまい後々トラブルの元になりますので、しっかりお互いに月々の家賃は半分ずつ支払うようは部屋を探した方が良いです。
友達とシェアするからといって家賃が高すぎる家を選んでしまうと、双方での経済的な負担が大きくなってしまい、どちらか一方が部屋を出るということになれば必然的にも1人も新しく家を探さなければなりません。
またどんなに仲の良い友達同士でもお互いにプライベートな空間は大切ですので、部屋は最低2つ以上あった方が良いでしょう。

欲を言えば部屋が2つあり、その他にも双方の荷物を置いておけるようなスペースがあるとベストです。
ユニットバスは避けて、それぞれが入浴やお手洗いを自由に使えるような部屋を選びましょう。

保証問題もある

ルームシェアが可能になっている家であれば保証問題などについてもあらかじめ条件が提示されますが、そうではない家で友達と一緒に生活したいといった場合には、必ず不動産や大家さんに確認する必要があります。
このときどちらか片方のご両親や保証人がいればOKが出る場合と、双方のご両親の承諾若しくは保証人が必要になってくるケースがあります。

またどちらか片方の職業が夜勤をする場合や、真夜中に帰宅するなどといった場合にも部屋をシェアすることを断られてしまうケースがありますので、こうした部分まで入居前の段階で必ず確認しましょう。
2人とも車を持っている場合には駐車場探しもしなければなりません。
一つの部屋に対して一つの駐車場は家賃の中に含まれていても、新たに駐車場を借りる場合には、費用を支払わなければならないことがあるため、ここでの駐車場料金等に関しても、双方で十分な話し合いを行い1ヶ月ごとに交互に支払っていくことなどを取り決めておきましょう。

キッチンは共有スペースになるのでお互いがきれいに使うことを心がけなければなりませんが、同時にキッチンで作業をしても窮屈さを感じない程度のスペースがあった方が良いです。
またどちらか片方の部屋のみが日当たりが良いと言った家を見つけてしまうと、ここでもやはり後々のトラブルにつながりやすいので、同じように南を向いている部屋が2つ並んでいる家などが最も望ましいといえるでしょう。