部屋の窓にはカーテンとブラインドどっちがいい?

家具と部屋

光を遮りプライバシー空間を守るカーテンには様々な種類があります。

大きく分けると布製の横方向に動かす「カーテン」、スラットと呼ばれる遮光量を調節できるものがついている「ブラインド」、芯に布を巻いて上下に開閉させる「ロールカーテン」、布に一定間隔で折り目をつけて上下に開閉させる「シェードカーテン」です。この4種類に加え、布の素材や柄も加わるので選ぶのに迷うのは当然と言えます。

カーテンとブラインドの特徴

ここでは、カーテンとブラインドの特徴、選び方、部屋の雰囲気にあわせた使用方法などを紹介します。

カーテン

カーテンとブラインドは、遮光するという点では一緒ですが、カーテンはブラインドより耐久性が優れています。

市販されているカーテンは平均して10年程度の使用に耐えられるとされています。大量生産されているぶん、コストパフォーマンスに優れていることも魅力です。生地や色も豊富に用意されており、紫外線をカットして部屋の中が色あせないようにするカーテンもあります。光や音、熱をシャットアウトする厚手のカーテンもあるので、希望に応じて選びやすいのが特徴です。

ブラインド

一方ブラインドは窓周りをスッキリさせる効果があります。

何故なら、ブラインドを開閉した際に窓の両側にキチッとおさまるので、部屋全体を広く見せられるからです。部屋が狭く圧迫感があると感じる人はブラインドを採用するといいでしょう。ただ、ブラインドの横幅をしっかりと窓にあわせないと、遮光性が落ちてしまうため注意が必要です。

また、先に挙げた通りブラインドは遮光量を調節できるという特徴があります。部屋の明るさを眩しすぎず暗すぎない丁度いい塩梅に調節できるのは、カーテンにはないメリットです。

カーテンとブラインドの選び方

カーテンとブラインドの選び方ひとつで部屋の印象がきまってしまうので、どちらにするか慎重に選ばなければなりません。

一人暮らしの場合、カーテンだと部屋が狭く感じられ、ごちゃごちゃした感じになるので、ブラインドを選ぶと良いでしょう。逆に家族がいる場合は、温かな印象を与えるカーテンを選びます。その際は窓にカーテンをとりつけるのではなく、天井にカーテンレールを取り付けると、豪華な部屋を演出できます。

部屋の雰囲気にあわせて使用する

カーテンやブラインドは機能性だけでなく、部屋の雰囲気にあわせて選ぶのもポイントのひとつです。例えば家族が過ごす部屋はベージュやチャコールなどのファブリックな色を選びます。

逆にお客さんが良く訪れる部屋には、グリーン、ブラウン、群青などのアースカラーを使用しましょう。そうすることで圧迫感がなくなるからです。

カーテンやブラインドはどこで買えばいい?


オーダーカーテンのサンクリドー|ハンターダグラスギャラリー

カーテンを専門に扱う企業の中には、カーテンとブラインドの両方を手掛けているケースが多く、どちらを買うべきか迷っている人であれば、メーカーごとのラインナップを参考にするのも手です。色や柄のほかにも、遮光率などの情報も細かく記載されているため、自身のイメージする部屋作りに最適なカーテンやブラインドを選びやすいでしょう。

ちなみに、最寄りの家具店やインテリアショップに足を運ぶ場合は、設置する窓の大きさを事前に把握しておくようにしましょう。これは窓の大きさによって設置するカーテンやブラインドの大きさも変化するため、細かい見積もりを出す際に情報が必要となるためです。